SERVICE 事業紹介

SERVICE

建設コンサルタント部門

社会資本整備において、自然災害の激甚化・頻発化や、加速化するインフラの老朽化、人口減少等の社会情勢の変化に応じて最優先課題を捉え、高い技術力と優れた成果を提供することで、地域の発展に貢献します。

橋梁

道路とともに地域間を連携し、地域のランドマークともなる橋梁。各地の橋梁設計の経験と実績を基に、様々な要求性能に対し最適なプランをご提案します。

01河川改修に伴う橋梁架け替え設計

発注者
福島県
件名
河川改修に伴う橋梁架け替え設計(予備)
概要
右支夏井川の改修に伴う橋梁架け替え計画を行ったものです。橋梁計画は河川改修の施工計画と施工工程を考慮しています。新技術新工法と、架け替えに伴う影響範囲、及び耐震性等を経済比較し、使用年数を100年とした橋梁選定を行った結果、PC2径間連結プレテンションTけたが採用されました。
橋梁一般図

02橋梁耐震補強

発注者
福島県
件名
田町大橋補修設計
概要
緊急輸送路確保の観点から、国道294号に架橋される田町大橋(L=105m)の耐震性検討と詳細設計及び橋梁補修設計を行ったものです。対策工検討に先立ち、劣化度調査(中性化・塩分含有量等)の分析評価を行い、補修設計・耐震補強設計に反映させました。耐震性検討は、緊急輸送路のネットワークの検証と橋梁維持管理におけるライフサイクルシナリオを作成し、対策工検討と共に詳細設計を行いました。
発注者
郡山市
件名
新栄橋耐震補強設計
概要
被災時の緊急輸送路確保の観点から、「道路橋緊急輸送路3箇年プログラム」に準拠したカテゴリーの優先度を把握した上で、当該橋梁の緊急に必要な対策と将来対策を検討し、落橋防止システムの詳細設計を行いました。本橋梁は、多くの添架物を有していたことから、現状構造を計測した上で詳細設計に反映しました。

道路

社会資本となる広域道路の整備に加えて、歩行者に優しい道づくり、交通安全対策などあらゆる道路に関する技術を提供します。

01道路設計業務

発注者
郡山市
件名
大町横塚線道路設計業務
概要
郡山市の都市計画の一環として実施された街路計画設計です。街路としての景観、利便性の確保、交差する上位国道との連続性を持たせた設計を行いました。また、用地買収・施工計画まで最適な提案を行いました。
橋梁一般図
着工前
着工完了後

02道路構造物

発注者
福島県
件名
道路BOXカルバート詳細設計
概要
あぶくま高原道路(トライアングルハイウェイ)延伸に伴う、現道確保のために設けられるBOXカルバートの詳細設計です。詳細設計に先立ち、歩道と車道の分離構造・一体化構造の比較、施工計画を踏まえた場所打ちタイプとプレキャストタイプを比較し、維持管理性・経済性・施工性の観点から、設計条件に対する最適なBOXカルバートを採用し、併せて詳細設計を実施しました。また、地質調査結果による地下水の影響評価と対策工の検討を行いました。
計画平面図
BOX完成写真
BOX完成写真

03下水道計画設計

発注者
猪苗代町
件名
公共下水道実施設計委託
概要
下水道計画路線の起終点区間に道路改良計画、河川改修計画があること踏まえて、平面計画、縦断計画、河川横断工法の選定を行なうことが重要なポイントでした。
また、公共工事費の妥当性に観点をおき、従来工法と新技術工法を比較検討し、尚且つ施工の確実性、安全性も検討した計画を行い、アーバンノーディッグ工法を採用したことで、建設工事のコスト縮減を達成できました。

河川・砂防

水辺は水と緑の空間として生き物の生命を育み、社会に潤いをもたらす一方、時に大規模な氾濫を生じ、社会生活を脅かす存在でもあります。私たちは、災害から住民の生命と資産を守り、安らぎのある環境整備プランを提供します。

01隈戸川河川改修事業(河川・河川構造物)

発注者
福島県
件名
隈戸川河川改修事業
概要
平成10年度災害において、甚大な浸水被害が生じたことに伴う河川改修計画を行ったものです。計画に際しては、災害の教訓と親水性・景観性・経済性・維持管理性・周辺条件への配慮、併せて長寿命化を踏まえた河川構造物の提案を行いました。
被災状況
復旧状況
復旧状況

02河川整備計画

地域特性や事業特性を踏まえて、河川整備計画を検討します。計画時には、地域住民の方の意見を取り入れるため、懇談会等を開催しながら、合意形成を図ります。

03劣化診断調査

経年劣化によるコンクリート破片等の剥離・落下に伴う第三者への被害防止、原因特定のための劣化診断調査を行います。熱赤外線調査や打音調査、簡易貫入試験等を行い、劣化状況を把握するとともに、施設背面の空洞化状況を調査し、最適な対策工法を提案いたします。

熱赤外線調査による空洞の把握

04土砂災害対策

東日本大震災のような大規模地震や、気候変動に伴う豪雨災害の激甚化・頻発化により、土砂災害等に対する早急な施設整備が求められています。これらのニーズに応えるため、2次元データから3次元データへの変換により、解析や比較検討への迅速な対応を図ります。 また、ハード対策だけでなくソフト対策にも力を入れ、防災行動計画の策定等にも参画しています。

砂防堰堤の位置の検討
土砂災害警戒区域の設定

05災害復旧対応

近年の大雨等による河川災害に対し、UAV等を活用しながら災害のメカニズムや対策工の検討を行い、災害箇所における最適な復旧工法の提案を行います。

被災箇所(復旧前)
被災箇所(復旧前)
被災箇所(復旧後)

保全(構造物点検・健全度評価・維持管理計画・補修補強設計)

急速に社会資本の老朽化が進行する中で、施設管理者は限られた財源での対応を求められており、適切なストックの診断と長寿命化を図ることが喫緊の課題となっています。
このような課題に対し、点検・評価、管理計画の立案や補修補強設計など幅広い分野で、持続可能な社会の構築に向けた保全技術を提供します。私たちは地域の構造物ドクターを目指しています。

01橋梁補修設計

発注者
郡山市
件名
中橋橋梁補修設計
概要
東北自動車道上に架設された跨道橋の劣化度調査、及び補修設計を行ったものです。劣化度調査は交通規制の上で高所作業車を用い、第三者被害への予防措置と近接目視調査及びコア採取復旧、健全度評価、補修設計、施工計画を実施しました。

02橋梁点検

発注者
福島県
件名
橋梁点検業務
概要
15m未満の橋梁116橋の橋梁点検を実施したものです。点検方法は、梯子を用いた近接目視点検とし、跨線橋については、管理者協議と第三者予防措置を実施しました。

その他

大学への特別講義支援や、小学校の総合学習の技術者派遣、土木学会・日本コンクリート工学協会における共同研究などの産学官民連携への取組みや、社会貢献を積極的に行っています。